201101
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11-01(28)年頭のご挨拶年頭のご挨拶 平成23年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。昨年中は、各関係機関をはじめとして、会員・組合員の皆様方に格別のご支援とご協力を賜り、おかげさまで連合会の事業も順調に運営されましたこと、心より厚く御礼申し上げます。 昨年の我が国経済は新興国を中心とした海外市場の需要拡大や経済効果策を背景に、回復基調を維持しましたが、しかしながら、回復ペースも鈍化の兆しがあり、また依然として改善されない雇用、所得環境や急激な円高の進行などに景気の下ぶれ懸念を払拭することができません。 このような経済環境の下、特に中小企業事業者が多くを占める我々トラック運送業界においては、規制緩和以降、長期にわたる運賃が低下する中で、荷動きの深刻な落ち込みによって売上げは減少、加えて投機による異常な原油・燃料高による大幅なコスト負担を強いられ、その上に、社会的規制遵守・環境・安全対策等のコスト増で、徹底した省エネやコスト削減の自助努力にもかかわらず、経営収益は悪化、極めて厳しい経営環境下に置かれています。 私たちは、民主党政権交代に希望を託してこの1年、見守ってまいりましたが、選挙前にうたったマニフェストが、かなり後退しています。天下を取ってしまえば、後はどうにでも都合よく変えられる、公約ほど守られない約束はないのではないかと言うほど、あっさり反故にされています。暫定税率は継続、高速道路無料化は見直しで実質値上げ、環境税等新たな税負担となる新税創設など、遡上に上がる文言は、私たちの思いとはまったく反対の方向に向かって進んでいるように思えてなりません。 この厳しい環境の中にあって、中小企業が新たな発展を遂げていくためにも、個々の事業者自らが経営革新を図り、環境変化に即応できる経営体質を作り上げていくことしか方策はありません。しかし、同時に個々の努力では解決できない諸問題に対しては引き続き、連携組織の下に力を結集し、組合員相互の連携を今まで以上に強化して、積極果敢に挑戦していくことが必要であり、連合会はこの会員の中心となって推進する覚悟で臨みます。 ひとつは、本年度取組んで来ましたWebKIT事業は、多くの仲間を増やし、活発に活動を展開して成果を上げております。今後さらに拡大が期待できる事業で連携組織の輪を広げるためにも、京都府トラック協会のご協力・ご支援を賜りながら全力で推進していきたい。また、燃料価格の低廉で安定した供給、コスト削減に、新年度スタートする日貨協連の《全国共通元売りカード》の共同購入制度へ参加して、会員組合・所属員皆様のお役に立つよう努力する所存です。最後になりましたが、昨年、役員会で提言しました「今、連合会・会員組合は何をなすべきか」これについては、平成23年度政府予算が具体的に明らかになったとき、役員の皆様と一緒になり個々の問題解決に取組みたいと思っておりますのでなにとぞ、本年も昨年に倍しましてのご支援・ご協力をお願い申し上げます。 最後になりましたが、会員・組合の皆様をはじめ、関係各位のますますのご健勝とご繁栄を心より祈念申し上げまして、私の新年のご挨拶とさせて頂きます。 京都府トラック事業協同組合連合会 会 長 上 田 龍 司Webキット京都協同組合のご加入のお問い合わせは、Tel 075-661-5888※京ト協連ホームページ(http://www.kt-kyoren.com)もご活用下さい。
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