201102
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(13)11-02円町交差点・交差点での右左折に伴う事故が多いこの交差点は、市道鹿ヶ谷嵐山線(丸太町通)と市道(西大路通)とが交差しており、JR「円町駅」がすぐ近くにある。付近には大学・高校等の学校施設や商店等が林立し、交差点を横断する歩行者や自転車が多い。また、東西方向の市道鹿ヶ谷嵐山線および南北方向の市道西大路通ともに、交通量も多い。平成21年に発生した4件の追突事故のうち2件は、右折中に出口側の横断歩道の手前で発生している。このため、右左折に関係する事故が10件となっている。また、左折時の事故4件は、全てが自転車との衝突事故である。右折に際しては、対向直進車両の有無を十分に確認する必要がある。また、右左折時は、横断歩行者(自転車)の有無や前車の動きなど、進路の安全を十分に確認して進行することが必要である。名神高速道路流出路国道1号交差点・全てが、名神高速の流出路から国道1111号へ合流する際の追突事故この交差点は、南北に通じる国道1号に対して、京都南インター第1出口の流出道路が南西方向から約45度の角度で合流する形状となっている。(流出路には一時停止の交通規制が実施されている。)平成21年中の交通事故は15件で、全て追突事故である。事故件数については、平成19年中の33件・平成20年中の32件(各年ともワースト1)から半減してはいるものの、引き続き注意が必要な交差点である。名神高速からの流出車両が、右方の国道1号を北進する車両との安全確認に気を取られ、停止または減速した前車に気付かず(気付くのが遅れ)追突するケースが多いことから、運転者は常に進路前方・左右の安全確認を怠らないことが必要である。※この交差点での交通事故は、名神高速道路流出ランプ上における交通事故を除いたものである。全国参照は、http://www.sonpo.or.jp/news/release/2010/1008_02.htmlアルコール検知器設置義務違反に行政処分初違反60日車、再違反は180日車アルコール検知器設置義務違反に行政処分初違反60日車、再違反は180日車 国土交通省は、平成22年12月15日、自動車運送事業の監査方針および行政処分基準等を改正した。改正は、アルコール検知器の備え義務違反に対する処分を「初違反で60日車の車両停止」、「再違反で180日車の車両停止」と厳罰化することなどが柱。平成23年4月1日から施行する。 アルコール検知器の常時有効保持義務違反については、初違反20日車、再違反60日車の車両停止処分とした。 また、処分の実効性を確保するため、行政処分などの公表範囲を文書警告まで広げるほか、車両停止処分では「違反行為に使用された車両を停止」するなど、「停止対象の車両指定などの基準」を明確化する。 監査方針の改正では、巡回監査および呼出監査の端緒として、事故報告書の記載内容に法令違反の疑いがある事業者を追加する。

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