201108
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(1)11-08北部地区物流セミナーを開催 平成23年7月8日、福知山市土師澤居山の「ホテル・ロイヤルヒル福知山」において講師に「三原じゅん子氏(参議院議員)」ならびに「松浪健四郎氏(元衆議院議員)」をお迎えし約120名の北部地区の協会会員・荷主・一般市民らが聴講されました。 金井会長は、冒頭、「景気は、東日本大震災の影響により、弱い動きとなり、また失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況の中ではありますが、私どもトラック業界としては、安全の確保、環境対策とともに法令を遵守した経営の推進など、取り組まねばならない課題が山積しております。これからも荷主各位とのパートナーシップを強化し相互連携のもと、乗り切っていきたいものと考えております。」との挨拶、また、来賓を代表して近畿運輸局京都運輸支局の滝本支局長からは、「政府として、安全運行の確保、交通事故の削減、環境負荷低減の協働を目指した、安全運行パートナーシップ・ガイドラインを示しているところです。荷主、消費者の皆様方の深いご理解をお願いするとともに、今後とも荷主企業、一般消費者との良きパートナーとして、輸送品質の向上を図っていく必要があり、現在、国交省においても事業の適正規模等に関連し、『トラック産業の将来ビジョンのあり方』について検討がなされており、この秋には最終報告が予定されています。適正運賃等に関する荷主企業の皆様のご支援・ご理解をお願いしたい。」との挨拶がありました。 講演で、三原じゅん子氏は「運送事業に従事するドライバーは、過当競争の中で過労等の厳しい労働環境下におかれている。過労が原因と考えられる死亡、ストレスからくるメンタル・ヘルス面の問題点等、適正な事業運営環境を整える時期に来ている。参議院厚生労働委員として、こういった問題の適正化に取り組んでいきたい。」また、松浪健四郎講師は、「過去の歴史を振り返っても、『運ぶ』ことに関しての研究例は非常に少ない。現在の社会が存在するのは、『運ぶ技術』の賜である。このような意味で、トラック運送事業のあり方を考える時期であり、正直者がバカを見ない、下請け構造の改善と適正な運賃収受が得られるよう、今後とも活動していく必要がある。」と結ばれました。(金井清治会長の開催の挨拶) 講演で、三原じゅん子氏は「運送事業に従事するドライバーは、過当競争の中で過労等原因と考えられる死亡、ストレスからくるメ営環境を整える時期に来ている。参議院厚生労働委員として、こういった問題の適正化に取り組んでいきたい。」また、松浪健四郎講師は、「過去の歴史を振(三原じゅん子先生)輸支局の滝本支局長からは、「政府とし環境負荷低減の協働を目指した、安全運行パートナーシップ・ガイドラインを示様方の深いご理解をお願いするととも取り組まねばならない課題が山積しております。これからも荷主各位とのパートナーシップを強化し相互連携のもと、乗り切っていき (松浪健四郎先生)(セミナー参加者) (滝本京都運輸支局長)
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