201110
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(11)11-10適正化事業部今回の「他山の石」は、大型貨物自動車(甲)が国道を(乙)に追従して南進中、(乙)は前方で右折横断待ちの(丙)に気づき急停車したところ、(甲)が(乙)の停車に気づくのが遅れ、急制動をかけたが、折からの雨でスリップし、(乙)に追突したもの。 この事故は、南進中の(甲)が、天候状態を考慮した車間距離を保持していなかったこと及び制限速度をこえる速度で走行していたことなど、前方の安全確認を十分に行わなかったことが要因となっています。 運転者は、常に前方や周囲及び天候による路面の状況をよく把握しながら、前方車両が何らかの原因で急停車する「・・・かも知れない。」等と危険を予知して、不測の事態にも対応できるよう、ゆとりを持った運転を心がけましょう。 事 故 概 要 発生日時 平成22年某月 午前9時15分頃 (天候 : 雨) 発生場所 京都府内 道路:国道(片側一車線) 交通規制:最高速度(時速50キロメートル毎時)、(駐車禁止) 当事者(甲) 大型貨物自動車 関係車両 (関係者) 当事者(乙) 普通貨物自動車 当事者(丙) 普通乗用自動車 事故概要(甲)が前車(乙)に追従し国道を南進中、進路前方で右折横断待ちで停車していた(丙)を避けるため急停止した(乙)を発見し、急制動を行うも、スリップし(乙)に追突 略図 (甲) (乙) (丙) 路外施設 参考事項 路面湿潤 他山の石

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