201201
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12-01(2)年年頭頭ののごご挨挨拶拶諸課題に全力で対応社社団団法法人人京京都都府府トトララッックク協協会会会会長長金金井井清清治治 皆さん明けましておめでとうございます。 平成24年の新春を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。第一は、安全対策に関する問題であります。 昨年は、景気回復に向けた様々な経済対策により、少し明るい兆しが見え始めておりましたが、3月11日に発生した「東日本大震災」により、我が国の経済は大きなダメージを受けました。 トラック運送事業者をはじめ災害に巻き込まれた多くの方々に対し、心からお見舞い申し上げるとともに、今も復興に向けて懸命に取り組んでおられることに深甚の敬意を表し、私どもとしても一日も早い復興に向けて、できる限りの支援に取り組んでまいりたいと考えております。 現下の厳しい経済情勢の下で、トラック運送事業者は健全経営を営むべく、荷主ニーズに即応した体制の確立に日々努力しているところであります。 しかしながら、トラック運送事業者の主たる収入源である運賃が、適正価格で収受できず、加えて必要経費である軽油価格の高騰や高速道路料金の問題等々により、経営環境は依然として厳しい状況が続いております。 こうした状況を踏まえ、全日本トラック協会との協調により、思い切った経済・景気対策と一日も早い東日本大震災の被災地域の復旧・復興、更には過重な自動車関係諸税の改正や高速道路料金等の負担軽減に向けた関連諸施策の推進を、国に対して強く求めてまいりました。 また昨年は、営業用トラック等の輸送力の確保、輸送コスト上昇の抑制等を図るため、都道府県トラック協会等に交付されております「運輸事業振興助成交付金」について、念願の法制化が実現いたしましたので、府に対し、法の趣旨を踏まえた確実な交付を要望したところであります。 本年におきましても、当業界が取り組むべき諸課題の解決に向けて、次の対策に取り組むこととしております。 事故防止対策の一環として、今年度も、昨年11月から本年1月末の3ヶ月間、参加者1万1千人(2,200チーム)を超えるトラックセーフティーラリーに取り組んでおります。ラリー期間中だけでなく、参加者全員が継続して無事故・無違反を達成できるようお願いいたします。

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