201207
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(11)12-07(1)「情報の流れ」を意識したリスク管理の実施「ヒヤリ・ハット情報を現場から集める」「たてた対策を現場に周知して実施する」など、リスク管理の各段階で、社内の情報の流れをよくすることが、非常に大切です。情報の流れをよくするには、次の方法があります。掲示物の掲示方法の工夫・改善経営陣の現場巡回や現場の人達との意見交換の励行教育・安全担当部署の人達と現場の人達との意見交換の励行小集団活動の励行など(2)全員参加による安全意識の向上経営陣のみなさまによる、現場の人達に対するリスク管理の目的等の周知・指導の励行などリスク管理に関する教育・訓練の励行リスク管理に積極的に取り組んだ社員に対する表彰・処遇改善小集団活動の励行現場の人たちの全員参加により、安全に対する意識の向上を促す方法には、次のものがあります。事故、ヒヤリ・ハット情報を報告したり、対策を実行するのは、ドライバーさんなど現場の人達です。現場の人達にリスク管理の目的や重要性を理解してもらい、全員参加で取り組むことが、とても大切です。下図は、事業所内における安全対策会議の具体的事例の一例です。【加点対象】①過去1年間2回以上実施 ②安全対策会議(事故防止)は、同一種類の会議(会議例)安全対策会議、危険予知活動、ヒヤリ・ハット活動の同種類会議■安全性優良事業所■ 荷主企業がより安全性の高いトラック運送事業者を選びやすくするために、全国貨物自動車適正化事業実施機関(公益社団法人全日本トラック協会)が厳しく評価をし、安全性について認定した事業所です。 今回は、事業所内における安全対策会議(ヒヤリ・ハット対策会議)の具体例資料を紹介致します。以下の資料は、国土交通省「事故、ヒヤリ・ハット情報の収集・活用のすすめ方」より引用しております。 ※事業所内で安全対策会議の定期的な実施における加点への判断方針・基準や様式については、2011年5月号で紹介済みですので省略致します。 (藤田)Gマーク(安全性優良事業所)安全への取組み11項目の自認書類作成例⑫事業所内で安全対策会議の定期的な実施(具体例の資料)Gマーク(安全性優良事業所)安全への取組み11項目の自認書類作成例⑫事業所内で安全対策会議の定期的な実施(具体例の資料)

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