201207
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(1)12-07全ト協「第87回 通常総会」を開催 平成24年6月21日(木)、公益社団法人 全日本トラック協会は、第一ホテル東京(東京都港区新橋)において、第87回通常総会を開催。星野 良三全ト協会長は、冒頭「雨の中、燃料高騰に伴う経営危機突破全国統一行動を開催し、全国の会員が行動を起こした。これに呼応する形で国土交通省では、荷主関係団体に対し、燃料サーチャージ制度の導入の促進を要請して頂いた。また、中型自動車免許の要件緩和について要請を行うなど、種々活動を行ってきた。本日は23年度の事業活動の報告について忌憚の無いご意見を頂戴したい。宜しくお願いいたします。」との挨拶で開会が宣言されました。主要な議題①平成23年度事業報告書(案)及び一般会計、交付金特別会計、鈴木基金特別会計にかかる収支計算書(案)、貸借対照表(案)、正味財産増減計画書(案)、財産目録(案)、キャッシュフロー計算書(案)等については、事務局から報告が行われ、各議案とも特段の異論は提起なく承認された。その他、理事幹事の選任・退任について、当面する諸案件(交付金の内示状況、特例民法法人から公益社団への移行認定審査にかかる内閣府への要望、鈴木賞の選定について、第17回全国トラック事業者大会の開催概要、燃料価格高騰対策、中型免許問題、トラックドライバーコンテストの開催、海外物流視察団の派遣、平成24年度の主要会議日程、その他)についての報告が行われました。また、来賓としてご出席された、国土交通省の中田自動車局長から、「自動車関係の重大事故として、高速夜行バス事故が大きく取り上げられた。安全確保のため、自動車運送事業における企業コンプライアンスの遵守が重要である。先日、私どもに陳情があり、燃料高騰や運賃のダンピング等が経営を圧迫しており、このような状況が継続すると安全に関する投資等が困難になるなどの内容であったが、やはり、安全が何ものよりも優先する。コンプライアンスの遵守が出来ない事業者には、業界から去って欲しいと言いたい。」旨の挨拶があり、業界としての自浄努力が求められました。 い。」旨の挨拶があり、業界としての自浄努力が求められました。 い。」旨の挨拶があり、業界としての自浄努力が求められました。 い。」旨の挨拶があり、業界としての自浄努力が求められました。 開会の挨拶をする星野会長議長を務める星野会長中田自動車局長からの挨拶法令遵守セミナーを開催 平成24年6月18日(南部:新都ホテル)及び平成24年6月19日(北部:サンプラザ万助)の両日、法令遵守セミナーを開催しました。燃料価格が高止まりする中、燃料価格が形成される過程等について、正しく理解することが、今後の事業経営にかかるリスクを回避することに繋がるとの観点から、「石油製品の流通・販売の最新事情と今後のエネルギー事情」と題した、一般社団法人日本エネルギー経済研究所 石油情報センター調査役 前川 忠氏からの講話を聴講しました。 南部会場には約150名、北部会場には約50名の会員事業所から関係者が出席し、熱心に石油価格形成の要素として、①震災後の供給混乱⇒電力需給対策と発電用燃料の安定供給、②エネルギー政策の見直し、③世界経済の動向と石油需要への影響(石油需給要因)などの国際経済と需給動向に大きく左右されることなど、幾多の要因が複雑に関連していること等について理解を深めました。 トラック運送事業は、燃料である軽油価格の動向がたちまち経営に影響する要因をはらんでいることから、今後とも燃料の安定供給と価格の安定を訴えていくことが重要との認識を新たにしました。

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