201208
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12-08(18)使用過程車の保守管理に関する調査分析検討会オイル劣化についてオイル劣化による車両火災の再現実験● 再現実験により、車両火災に至ることを確認した。ユーザーヘの注意喚起に係るポイント● 上記を踏まえ、以下のとおりユーザーヘの注意喚起に係るポイントをまとめた。 ① エンジンオイルの劣化は、自動車を長期間使用する場合だけでなく、エンジンが十分温まらない短 時間の使用においても進行するため、トラックやマイカー等の様々なタイプの自動車について、その 使用状況に関わらず、エンジンオイルの量と汚れを日常点検によりチェックすることが必要であるこ と。 ② エンジンオイルが劣化している状態でエンジンを使い続けていると、最悪の場合、エンジンが焼き 付き、火災が発生するおそれがあることから、エンジンオイルは、一定の期間又は一定の走行距離ご とに交換が必要になること。● 最近の自動車を取り巻く状況としては、全ての車種で長期使用化が進んでいることから、トラックやマ イカー等の様々なタイプの自動車において、エンジンオイルの劣化について注意が必要になっている。● また、一般的にエンジンを短時間使用するだけでは、エンジンオイルは劣化しないとは考えられがち であるが、自動車を長期間使用する場合だけでなく、エンジンが十分温まらない短時間の使用において もエンジンオイルの劣化は進行する。● 最近では、エンジンとモーターを状況等により交互に使用するハイブリッド自動車や、信号待ち等で エンジンを停止させるアイドリングストップ機能を備えた自動車も市場に出てきており、そのようなエ ンジンの使用においても、エンジンオイルの劣化について注意が必要である。● こうした背景を踏まえれば、エンジンオイルの劣化による車両火災は、トラックやマイカー等の様々 なタイプの自動車や使用状況において発生する可能性があることをユーザーが認識し、点検整備を適切 に行うことが重要である。● 自動車メーカーから報告のあった自動車の事故・火災情報を統計的にとりまとめた「事故・火災情報の 統計結果について(平成22年)」によると、装置別の火災情報件数が最も多いのは、原動機の163件。● 原動機から発生する車両火災は、一般的には点検整備の未実施によるエンジンオイルの劣化が多いと 考えられる。 このため、「使用過程車の保守管理に関する調査分析検討会」では、再現実験により車両火災に至るこ とを確認するとともに、その結果を踏まえ、ユーザーヘの注意喚起に係るポイントをとりまとめた。エンジンオイルの劣化による車両火災についてエンジンオイルの劣化による車両火災について京都府下の緊急災害情報は、下記のURLからhttp://www.pref.kyoto.jp/kikiweb/emergency/京都府の緊急災害情報を確認できます京都府の緊急災害情報を確認できます
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