201210
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12-10(4)第52回「正しい運転・明るい輸送運動」実施計画について第52回「正しい運転・明るい輸送運動」実施計画について1.目 的 この運動は、交通・労働災害事故の防止、環境保全及び輸送秩序の確立により、円滑な輸送の達成を図り、年 末年始の輸送繁忙期における安全、安心な輸送サービスを提供することを目的とする。 また、今回は『平成24年下期交通事故防止緊急特別対策』における重点対策項目の「迫突事故の防止」、「トレーラ 事故の防止」及び「交差点の事故防止」の徹底を図ることとし、下記実施事項に取り組む。2.運動期間 平成24年11月16日(金)から平成25年1月10日(木)まで3.主 催 全日本トラック協会(以下「全卜協」という。)並びに各都道府県トラック協会4.後 援 国土交通省、警察庁5.実施事項 経営トップ、管理者及び従業員が一体となって、下記の項目を中心とした取り組みを行うものとする。なお、(1)~(6)を重点項目とする。(1)確実な点呼の実施 経営者は、従業員の健康管理を徹底させ、また、運行管理者は、点呼を確実に実施し、運転者の健康状態、疲 労の度合い、異常な感情の高ぶり、睡眠不足等について確認し、少しでも異常があると認められた場合は乗務さ せないようにする。(2)飲酒運転の根絶 運行管理者は、酒気帯び運転、飲酒運転の根絶を徹底するため、全卜協制作の「飲酒運転防止対策マニュアル」等 を活用し、運転者に対する徹底した指導監督を実施するとともに、アルコール検知器を使用した厳格な点呼の実 施を徹底する。 万一、アルコールが微量でも検知された場合は、絶対に乗務させない。(3)過労運転防止の徹底 運行管理者は、繁忙期にありがちな無理な運行計画を避け、運行経路、運行時間、休憩地点等を含む適切な運 行指示書の作成や計画及び乗車割りの作成を行い、運転者の過労運転防止に努める。(4)過積載防止の徹底 「当社は過積載を絶対にさせない」という方針を改めて徹底させ、万一、荷主サイドから過積載となるような輸 送を依頼された場合は、法令や危険性を十分に説明し、理解と協力を求める。 また、運行管理者及び運転者は、常に、積載品、積載重量、積載方法等を確認し、過積載とならないよう徹底する。(5)荷役作業時の安全確保の徹底 経営者及び管理者は、荷主等との運送契約時において、荷役作業の有無、運搬物の重量、荷役作業方法等につ いて適切な取り決めを行うよう努める。また、取り決めた荷役作業の内容を「安全作業連絡書」等にまとめ、作業 者に周知するとともに、墜落等の危険を伴う作業においては必ず保護帽を着用させるなどの必要な安全対策を指 示し、労働災害事故の防止を図る。(6)車両の安全性確保 経営者及び整備管理者は、「自動車点検整備推進運動」及び「不正改造車を排除する運動」を積極的に推進し、車 両の日常点検及び定期点検の確実な実施に努めるとともに、不正改造の防止を徹底する。(7)エコドライブの推進 燃料の使用量を削減し、C02及び排出ガスの低減を図ることは、業界に課せられた命題であり、また、一層の 事故防止を図る観点から、エコドライブを徹底させる。(8)運輸安全マネジメントの徹底 輸送の安全確保が最も重要であるという意識を経営トップから現場の運転者まで浸透させるため、運輸安全マ ネジメントにより絶えず輸送の安全性の向上に努めるよう安全意識の高揚を図る。(9)安全意識の高揚 運転者は、常に適正な速度、車間距離を保つなど、安全走行を徹底する。また、交通法令の遵守はもちろんの こと、プロドライバーとしての使命と自覚を持って、一般ドライバーの模範となるよう、常にやさしさと思いや りのある運転を心掛ける。(10)輸送品質・サービスの向上 運転者は、荷扱いに一層の注意を払い、毀損等の貨物事故の防止を図る。また、常に笑顔と誠意をもつて顧客 等に接するとともに、言葉遣いや態度を明快にし、親切、丁寧に対応するよう輸送サービスの向上に努める。(11)正しい積付け・固縛方法の徹底 荷量が増加する年末の繁忙期において、偏荷重が生じない積付けや、荷にロープまたはシートをかける等の固 縛を正しく行い、安全な輸送の確保を徹底させる。
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