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(25)13-01国土交通省いすゞ自動車株式会社、日野自動車株式会社、三菱ふそうトラック・バス株式会社、UDトラックス株式会社公益社団法人 全日本トラック協会DPF(黒煙除去フィルタ)など後処理装置付き車の正しい使用のお願いDPF(黒煙除去フィルタ)など後処理装置付き車の正しい使用のお願い■ディーゼルトラックのドライバーの皆さんへー クリーンな大気環境のためにお願いします ーDPFについて■DPFにはエンジンオイルの燃えカス(アッシュ:灰分)が堆積しますので、定期的な点検・清掃が必要です。■エンジンオイルの補充または交換には、必ず「メーカー指定のオイル」を使用してください。DPF付車のエンジンオイルには、低アッシュ(灰分)「DH2(VDS‐4)規格」オイルが指定または推奨されています。「DH2(VDS‐4)」以外のエンジンオイルを使用すると、DPFへのアッシュの堆積が早まり、目詰まりが起きやすくなります。■DPFに関するQ&AQ.手動再生はどのくらいの頻度で行う必要があるのですか?時間はどのくらいかかるのですか?A.手動再生の頻度や再生に要する時間は、ご使用のお車の年式や車種、使用条件、整備状態などにより異なります。特に頻度は、同じ車両であっても使用の仕方により変わるものですので、一律に提示することは出来ません。ご使用のお車で不明な点やご心配な点等ありましたら、お車の取扱説明書をご確認いただくか、もしくは購入された販売会社にご相談ください。■DPFの取扱いについてPM(すす)が溜まると、自動的にPMを燃焼させることでフィルタの性能を保持します。(この時インジケータランプが点灯してドライバーに知らせる車両もあります。)走行条件によって自動再生では再生が完了しない場合があります。その場合には、インジケータランプが点滅して、手動での再生をドライバーに促します。フィルタの再生を行ってください。◇運行中の手動再生作業を避けるには、運行終了時に車庫に戻った際に定期的にインジケータで堆積状態を確認し、場合により手動再生を行うこともひとつの方法です。DPFや尿素SCRなどの後処理装置は、正しい使用方法をご理解いただき、各社が規定する適切なメンテナンスを行っていただくことが重要です。適切な使用に関するお願い最近のディーゼルトラックは、排出ガス規制に対応するためDPF※1や尿素SCRなどの排出ガス後処理装置を多く採用しています。これらの装置は適正に使用しないと、エンジン停止などの原因となります。下記の点について正しいご理解をお願いします。※1:DPFの各社の呼称:いすゞ;DPD、日野;DPR、三菱ふそう;DPF、UD;UDPCはじめにDPFインジケータランプ各社で装置の名称、表示の色・方法、取扱い方法などが異なりますので、詳細については、必ずご使用のお車の取扱説明書をご確認ください。 ランプ点滅時、一定時間内に手動再生を行えば良い場合や、速やかに手動再生を行わなければならない場合があるので、必ずご使用のお車の取扱説明書をご確認ください。DPFの手動再生が必要ですインジケータランプが点滅したらインジケータランプが表示されたまま使用すると、大幅な出力低下やエンジン自動停止が起こります。ただちに整備工場に連絡してくださいインジケータランプが点灯したら

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