201301
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13-01(2) 皆さん 新年明けましておめでとうございます。 平成25年の新春を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。 昨年は、一部では震災復興需要が見込まれたものの、世界的な景気の減速により、日本経済においても個人消費・設備投資等に動きがなく、景気回復には時間がかかる見通しで、引き続き厳しい環境のまま推移しております。 このような現下の厳しい経済情勢の下で、トラック運送事業者は健全経営を営むべく、荷主ニーズに即応した体制の確立に日々努力しているところであります。 しかしながら、軽油価格の高騰や高速道路料金の問題、安全・環境規制の強化等々によるコストの増大に加え、運賃は年々下落する一方で、経営環境は以前にも増して厳しい状況が続いております。 こうした状況を踏まえ、全日本トラック協会との協調により、思い切った経済・景気対策の推進、更には過重な自動車関係諸税の改正や高速道路料金等の負担軽減に向けた関連諸施策の推進を、国に対して強く求めてまいりました。 本年におきましても、当業界が取り組むべき諸課題の解決に向けて、次の対策に取り組むこととしております。1.安全対策について 事故防止対策の一環として、今年度も、繁忙期であり業務が輻湊する昨年11月から本年1月末の3ヶ月間、参加者1万2千人(2,400チーム)が無事故無違反を達成すべく「トラックセーフティラリー」に取り組んでおります。ラリー期間中だけでなく、すべての期間において参加者全員が、継続して無事故・無違反を達成できるよう一層の努力をお願いいたします。2.環境対策について 環境基準を達成した低公害車両導入等に対する補助を行うとともに、毎年11月の「エコドライブの推進月間」には一般府民・市民向けの「環境キャンペーン」を展開し、環境関連グッズ等の配布を行い、当業界の環境問題への取組を広く啓発してまいりました。 また、今年度の新規事業として環境対策委員会が主体となり、京都市左京区の銀閣寺山国有林において、京都府トラック事業青年協議会の方々の協力の下、子供たちを含む一般市民の方総勢100名を超える参加により、アカマツ等約200本の植樹や環境についての講習等を行いました。 各事業者におかれましては、環境問題への更なる取組をお願いいたします。平成25年 年頭のご挨拶社団法人京都府トラック協会会長 金井 清治

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