201301
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(3)13-013.適正化事業実施機関としての取り組みについて 当業界は、平成2年の「規制緩和」により参入規制は緩和されましたが、反面社会的規制については強化されており、近年では、平成18年「運輸安全マネジメントの導入」、平成21年「事業用自動車安全プラン2009の導入」等安全に対する取り組みが強化されてまいりました。昨年は、関越自動車道でのバス事故が発端となって、行政が運行管理に対してより厳しい姿勢で臨むこととなり、監査の端緒として、巡回指導による判定結果により監査対象事業者が選定され、事故を未然に「予防措置」的に方向付けられるなど、より一層の法令遵守が求められております。 昨年末に皆様にお届けしております「運輸安全マネジメントカレンダー」によって、運行前・後の点呼時におけるドライバーへの的確な指導・アドバイスに活用していただき、経営者・管理者・ドライバーが一丸となって、安全意識の向上に繋げていただければ幸甚です。 安全性評価事業(Gマーク)につきましては、京都府下において既に327事業所の認定が行われており、新たに29事業所が申請されております。 また、荷主と運送事業者とのより良い関係(パートナーシップ)を築くため、アンケートやヒアリング調査を行い、現状を把握することで、より良いパートナーシップの構築に向けた施策の立案に取り組んでおります。4.公益法人制度改革による一般社団法人への移行について 公益法人制度改革により、本年11月末までに新たな公益法人への移行が制度化されたことを受け、当協会も公益法人検討特別委員会を設置し、「当面は一般社団法人へ移行することが望ましい」との方向性を示していただきました。その後の理事会での審議と承認を得て、昨年5月の通常総会に上程し承認を得たところであります。同委員会は設置以来、9回にわたって議論を重ね、一般社団法人への移行申請も既に昨年11月に行っており、京都府の審査を経て本年4月から新たな一般社団法人としての出発を目指しております。 本年も、厳しい年になるものと予想されますが、関係行政機関をはじめ各位のご理解とご指導を得ながら、諸課題に的確に対処していく所存であります。 会員各位のより一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げるとともに、皆様方のご健康と、本年が安全・安心で幸多い年となりますようご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。謹賀新年 新年あけましておめでとうございます。 会員各位におかれましては、輝かしい新春を迎えられたこととお喜び申し上げます。 会員各位の益々のご発展をお祈りいたしますとともに、本年も倍旧のご支援をお願い いたします。 平成25年 元旦社団法人 京都府トラック協会会 長 金井 清治副会長 西畑 義昭 〃 上田 龍司 〃 荒木 律也専務理事 浅井 孝司常務理事 木下 省三協会役職員一同

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