201301
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(7)13-01<検査・整備・保安関係業務> 検査関係では、不正改造車や整備不良車の排除を目的とした街頭検査及び構内検査の強化を図ってまいります。また、(独)検査法人で導入されている新規検査等における車両の状態を画像取得する機器及び検査結果を電子的に記録・保存する機器を継続検査や街頭検査時において活用するなど、これからも国と(独)検査法人が連携し不正改造の防止や検査業務の質の向上を図ってまいります。 指定整備工場においては、全国的には検査・整備制度の根幹を揺るがしかねないペーパー車検・保安基準に適合しない不正改造車の車検等、一部の悪質な事業者が摘発・逮捕されるといつた報道が後を絶たない状況にあり、当支局としても厳正に対処してまいります。 また、未認証工場に対しては、寄せられた情報等を基に立入調査を実施しているところですが、さらなる情報の収集と認証取得の指導を行い、適正な事業指導を行ってまいります。 安全対策においては、大型トラック・トレーラ等のタイヤ脱落事故や大型バス等の火災事故及び自動車の不具合よる事故等が全国的に連続して発生しており、依然として厳しい交通事故発生状況に対応するため、自動車使用者への点検整備の励行・実施推進をより一層呼びかけるとともに、自動車メーカー等によるリコール制度の不正行為を排除するため、広く情報の収集に努めます。 環境対策では、自動車排気ガス(NOx・PM等)による大気汚染問題や地球温暖化問題に対応するため、無公害車・低公害車等の普及を促進してまいります。また、「京都府自動車関連クリーン事業推進協議会」の事業を支援し、環境に優しい優良事業場の拡大に努め、循環型社会の早期の構築に取り組んでまいります。 本年も「不正改造車を排除する運動」「自動車点検整備推進運動」「ディーゼルクリーン・キャンペーン」等の取り組みを通じ、 自動車の安全確保、点検整備の重要性、公害の防止等について、関係団体と連携し協力をいただきながら、自動車ユーザーの啓発に努めてまいります。<自動車登録関係業務> 平成24年3月末における我が国の自動車保有台数は、約7,911万台と、前年同月比で約45万1千台増加しました。全国的な傾向と同様に、京都府においても前年度より約1千7百台増加し、約132万台となっています。なお、18年度末をピークに保有台数は減少傾向を示していましたが、5年ぶりの増加となりました。 自動車ユーザーの登録手続きの負担軽減及び行政事務効率化の観点から大阪府をはじめ全国10都府県で導入されているワンストップサービスについては、平成25年度から奈良県が導入される予定になっており、京都府においても電子化によるメリットのユーザーヘの還元のため早期導入に向け、引き続き関係機関との協議・調整を進めてまいります。<海事関係業務> 近畿圏における日本海側の物流拠点港として重要な役割を担ってきている京都舞鶴港では、平成22年の貨物取扱量が火力発電所の石炭の輸入増加や舞鶴国際埠頭が同年4月に供用開始されたことなどにより、京都府が統計を取り始めてから初めて 1,000万トンを超え、平成23年には1,092万トンと過去最高を記録、平成24年も前年を上回る見込みとなっております。 自治体や関係機関・団体等と連携を密にし、港の活性化・観光の活性化に取り組んでまいります。 また、旅客船事業、造船業、港運・倉庫業等の海事産業について、各分野でそれぞれ着実に施策を推進し活性化を図るとともに安全・安心への取り組みを行ってまいります。 以上、新しい年を迎え、当支局業務について所信を申し述べましたが、交通運輸・観光の分野における様々な課題に対し、関係者の皆様と密接に連携しながら職員―丸となって、安全・安心な社会の構築、豊かで快適な生活、活力ある京都を実現させていきたいと考えております。 本年も、当支局の業務遂行に関し、皆様方からの一層のご支援、ご協力を心からお願い申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
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