201302
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13-02(30)シンポジウム2013年「安マネ制度導入から6年」~ 命を預かる運行管理 ~ 運輸安全マネジメントシンポジウムが、平成25年1月29日(火)、大阪市城東区鴫野の「クレオ大阪東」で開催されました。主催者を代表して、岩崎 勉関西交通経済研究センター理事長から「運輸安全マネジメント制度が導入されてから、6年が経過し、取組が定着しつつある。事故防止のためには、マネジメントが重要であり、小さなリスクを摘み取ることで重大事故の発生を抑える効果が期待される。」旨の挨拶の後、第1部として小林 久詩近畿運輸局自動車監査指導部首席自動車監査官から、運輸安全マネジメント制度にかかる取組状況として、安全マネジメントシステムが運輸事業に組み入れられた経過やスパイラルアップの重要性等についての基調報告があり、また、辻 大医療法人京昭会ツヂ病院長から「ドライバーのアンチエイジング的な健康長寿を実現させる医学から見た健康管理」について講義がありました。第2部では、「運輸安全マネジメントへの取組と課題」をテーマに、コーディネーターに藤島 寛甲南女子大学人間科学部講師を、パネリストとして吉本 英雄㈱シンワ・アクティブ社長(大阪)、荒木 律也荒木運送㈱社長(京都)、松本 紀夫テーエス運輸(株)社長(兵庫)の3氏が、それぞれの立場から、安全マネジメントの取組と効果ならびに重要性について、「点呼等における継続反復した事故防止への経営者と各従事員が一丸となった取組が基本となる」旨の発表があり、これを受けて、小林 久詩首席自動車監査官、藤島 寛甲南女子大学講師の両名から「事故防止のためには、人、装置(車両等)、運転環境等の三要素をバランスよく機能させるムード造りが欠かせない。緻密な取組の積み重ねが重要である。」旨のコメントならびに講評により締めくくられました。最後に坂本 克己近畿トラック協会会長の閉会の辞によりシンポジウムが閉幕しました。壇上のコーディネーター及びパネラー開会挨拶の岩崎理事長基調報告の小林首席荒木副会長荒木副会長の「安マネカレンダー」の説明

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