201401
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(1)14-1 新年明けましておめでとうございます。 輝かしい平成26年の新春を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。 昨年は、現政権が進める金融緩和や各種経済対策への期待から円安・株高となる、いわゆるアベノミクス効果により、国内需要が底堅く推移するなど、景気は回復に向けて着実に進展していると言われております。 しかしながら、円安と原油価格の上昇による燃料価格の高騰、荷動きの低迷等により、我がトラック運送業界においては、事業者による懸命の経営努力もむなしく、極めて厳しい経営状況のまま推移しております。 こうした現状を少しでも打開するため、全日本トラック協会との協調により、思い切った経済・景気対策の推進、過重な自動車関係諸税の改正、更には高速道路料金等の負担軽減に向けた関連諸施策の推進等を、国に対して強く求めてまいりました。 加えて、当業界が取り組むべき諸課題の解決に向けて、次の対策に取り組んできたところであり、本年においても引き続き一層の推進に努力してまいります。1.安全対策について ドライブレコーダ、ASV装置、その他安全装置の導入等に伴う助成事業の充実を図り、設備投資を行い易い環境整備に努めてまいりました。 ドライバーの安全に対する意識の向上等を目的とした交通安全研修会を開催したほか、トラックドライバーコンテストを開催し、運転技術の向上を図るなど事故防止への取り組みを行いました。特に、昨年のトラックドライバーコンテストでは、京都府代表として全国大会に出場された選手が、見事、準優勝に輝かれるという嬉しいニュースもありました。 また、今年度も、繁忙期で業務が輻湊する昨年11月から本年1月末の3ヶ月間、1万570人(2,114チーム)の参加者が無事故無違反を達成すべく、「トラックセーフティラリー」に取り組んでおりますが、ラリー期間中だけでなくすべての期間において、参加者全員が継続して無事故・無違反を達成できるよう一層の努力をお願いいたします。2.環境対策について 環境基準を達成した低公害車の導入に対する補助を行うとともに、毎年11月の「エコドライブ推進月間」には、当業界の環境問題への取組を広く啓発するため、一般府民・市民向けに環境関連グッズ等の配布を行う「環境キャンペーン」を展開いたしました。 また、環境対策委員会が主体となり、京都市左京区の銀閣寺山国有林において、京都府トラック事業青年協議会・女性経営者さつき懇話会の方々の協力の下、子供たちを含む一般市民の方々とスタッフを含めて総勢120名を超える参加により、林業体験(カエデやシデなど約60本の植樹、下草刈り、木工工作)、森の観察等を行い、豊かな自然環境を守る取組を行ったところであります。 各事業者におかれましても、環境問題への更なる取組をお願いいたします。3. 労務対策について 我々のトラック運送事業は、いわゆる「労働集約産業」であり、ドライバーの労務管理は事業の根幹に関わる重要課題であります。労働関係諸法令に抵触するような行為によって、行政からの厳しい指導や訴訟等を回避するた平成26年 年頭のご挨拶一般社団法人京都府トラック協会会長 金井 清治

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