201505
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(19)15-5平成27年度「京都ゼロ災3か月運動」及び「京都安全衛生大会」の実施について平成27年度「京都ゼロ災3か月運動」及び「京都安全衛生大会」の実施について京都労働局京都府内における平成26年の労働災害による死亡者数は18人と、昨年の16人から増加しました。また、休業4日以上の死傷者数は2,245人(対前年比172人、7.1%減:推計値)となり、一度に3人以上が被災する重大災害は8件(昨年は4件)と倍増しています。また、一般健康診断の結果、何らかの所見を有する労働者の割合は平成26年は50.9%と依然50%を越え、脳・心臓疾患につながる血中脂質、血圧等に係る有所見率は高水準で推移しています。また、仕事や職場生活に強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合及びメンタルヘルス不調で休業する労働者がいる事業場の割合が高くなっています。このような状況の中、本年度は、「第12次労働災害防止対策推進計画(平成25年度~平成29年度の5年間)」の中間年であり、計画の目標①平成19年~平成24年の死亡者総数の15%以上の減少及び平成24年と比べ平成29年の死傷者数を15%以上減少させること、②労働災害防止重点対象業種を設定し、労働災害の減少または重篤な災害の減少に向けた対策の推進を図ること、③化学物質について、危険有害性の容器等への表示や安全データシートの交付、リスクアセスメントの実施の促進などを通じ、職場における化学物質管理対策を推進すること、④労働者のメンタルヘルス、過重労働対策を含む健康確保対策をさらに推進する等により、事業場における、安全衛生水準の一層の向上を目指して、継続的かつ計画的に対策を推進していかなければなりません。 このため、今年も労働災害ゼロと働く人の健康と快適な職場づくりを目指して、別添のとおり平成27年度「京都ゼロ災3か月運動実施要綱」及び平成27年度「京都安全衛生大会実施要綱」を定めたころです。 つきましては、貴団体におかれましては、主催者として本運動及び本大会を積極的に推進していただきますようお願い申し上げます。平成27年度「京都ゼロ災3か月運動」(第31回)実施要綱1.目 標:事業場トップの安全衛生表明により職場の危険ゼロ及び労働者の健康確保を目指した取組を行い、3か月間の労働災害ゼロを達成する。 2.達成証の交付:3か月間の労働災害ゼロを達成した本運動の参加事業場に対して、「ゼロ災3か月運動達成之証」を交付する(ここでいう「労働災害」には、通勤災害及び障害のない不休災害を含まない。)。3.運動期間:平成27年7月1日(水)~9月30日(水)4.運動の推進者等:主唱者、京都労働局・京都府内各労働基準監督署主催者、陸上貨物運送事業災害防止協会京都府支部他5.運動への参加方法等 (1)参加者の資格:参加者の資格は、京都府内の事業場(事務所、工場、なお、建設業にあっては、店社単位を原則とするが、請負金額1億9千万円以上の工事は、工事現場単位で参加できるものとする。 (2)参加費:本運動の参加費は無料とする。 (3)参加方法 ① 参加希望事業場は、「平成27年度京都ゼロ災3か月運動参カロ申込書」に所定事項を記入し、主催者のいずれかの1団体に郵送又はFAXにて申し込む。② 申込期間 平成27年6月1日(月)~6月19日(金) (4)参加事業場の結果報告
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