201511
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15-11(14) (3)確実な点呼の実施経営者は、従業員の健康管理を徹底させ、また、運行管理者は点呼を確実に実施し、運転者の健康状態、疲労の度合い、異常な感情の高ぶり、睡眠不足等について確認し、少しでも異常があると認められた場合は乗務させないようにする。 (4)飲酒運転及び危険ドラッグの根絶運運行管理者は、酒気帯び運転、飲酒運転及び危険ドラッグの使用による運転及び事故の根絶を図るため、社内安全教育や点呼時等において、それらによる運転の悪質性・危険性を十分に理解させ、飲酒運転及び危険ドラッグの根絶を徹底させる。(5)過労運転防止の徹底 運行管理者は、繁忙期にありがちな無理な運行計画を避け、運行経路、運行時間、休憩地点等を含む適切な運行指示書の作成や運行計画及び乗務割の作成を行い、運転者の過労運転防止に努める。(6)交差点における事故防止の徹底 運行管理者は、全ト協制作の『トラック交差点事故防止マニュアル~交差点事故撲滅キット~』を活用した運転者への指導・教育を実施し、交差点における事故防止の徹底に努める。<全ト協ホームページ>http://www.jta.or.jp/kotsuanzen/anzen/kousaten-jikobousi.html(7)高速道路における事故防止の徹底高速道路における事故の多くは、インターチェンジ通過後1時間以内に発生しており、運行管理者は、インターチェンジ通過後に可能な限り早い段階で運転者に休憩をとらせるなど、高速道路における事故防止の徹底に努める。(8)車両の安全性確保の徹底経営者及び整備管理者は、「自動車点検整備推進運動」及び「不正改造車を排除する運動」を積極的に推進し、車両の日常点検及び定期点検の確実な実施に努めるとともに、不正改造の防止を徹底する。(9)正しい積付け・固縛方法の徹底荷量が増加する年末の繁忙期において、偏荷重が生じない積付けや、荷にロープまたはシートをかける等の固縛を正しく行い、安全な輸送の確保を徹底させる。

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