201611
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(9)16-11第21回 全国トラック運送事業者大会を開催第21回 全国トラック運送事業者大会を開催「第21回全国トラック運送事業者大会」が平成28年10月6日(木)、鳥取県米子市の米子コンベンションセンターをメイン会場として開催されました。 冒頭、開催地ブロックを代表し、小丸成洋中国トラック協会会長(広島県トラック協会会長)から、「中国ブロックとしては広島・岡山に次いでこの鳥取県が3県目となるが、当地には有名な鳥取砂丘の他にも豊かな海の幸・山の幸があり、全国各地から来られた皆さんをおもてなししたい。今回大会では、当業界の最重要課題である交通安全と人材確保を分科会のテーマとしており、これら運送業界の課題解決に向けて一歩でも前進できる大会となるよう努力したい。」との挨拶がありました。次に、主催者を代表して挨拶に立った星野良三全日本トラック協会会長からは、前日に予定していた「トラックの森づくり」が台風18号の影響で中止になったこと、参院選後に措置された補正予算で高速道路の割引延長が決まったこと、長時間労働の縮減に向けた取組として、現在、全国でパイロット事業が進められており、全ト協としてもこの問題に全力で取り組む考えであることなどが報告された後、会場の参加者に対し、「本大会は、当業界が抱える様々な課題に一致結束して取り組む絶好の機会であり、出席された各位の総力の結集をお願いしたい。」と呼び掛けられました。  次いで、大会の議長団として、中国ブロックの各県会長が選出され、議長に選出された小丸中国トラック協会会長から、全体会議を一旦中断し、業界の重要課題について二つの分科会で議論することが報告されました。  分科会は、第1分科会が「トラック業界の交通安全対策の推進について」、第2分科会が「トラック業界の人材確保及び育成について」をテーマとして開催されました。  各分科会では、それぞれのテーマに関する課題について、コーディネーターから総論の課題提起があり、事業者から選ばれた3名のパネリストから各テーマに関して自社の取組事例や苦労話、独自の工夫など意見を開陳、意見交換の後、コーディネーターが意見のとりまとめを行いましたが、いずれも当業界では重要で関心の高いテーマだけに、参加者は時折メモをとるなどして熱心に聞き入っていました。

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