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(3)17-11トラック交差点事故防止マニュアル活用セミナーを開催トラック交差点事故防止マニュアル活用セミナーを開催 平成29年10月3日(火)13:30から、京都自動車会館において「トラック交差点事故防止マニュアル活用セミナー」を、当協会会員事業所から経営者および管理者の方々39名の参加により開催いたしました。 本セミナーの開催にあたり(公社)全日本トラック協会交通・環境部の永冨やよい係長から国土交通省が策定した「事業用自動車総合安全プラン2020」について概要説明と交通事故防止対策の進捗状況について説明をしていただきました。 「事業用自動車総合安全プラン2020」では、平成32年度までに「トラック死者数200人以下」、「事故件数12,500件以下」、「飲酒運転ゼロ」を目標値と定められております。取り組み内容としては、「運輸安全マネジメントの推進」、「初任運転者教育の充実」、「飲酒運転撲滅運動の推進」、「新技術機器の推進としてASV関連機器、運行記録計、ドライブレコーダの普及拡大の促進を図る」などであります。 続いてのセミナーでは、東京海上日動リスクコンサルティング㈱の松田侑己主任研究員から「トラック交差点事故防止マニュアル」に基づいて交差点事故の重要性やなぜ交差点事故が起こるのかを取り上げた講義をしていただきました。 中でもドライブレコーダの映像を用いての要因解説があり、交差点事故を防ぐための7つの安全行動として、①整理・整頓して視界を確保する、②適度な緊張感を持ち自己管理する、③自己リスクの少ないルートを走行する、④ブレーキペダルに足をおき危険に備える、⑤交差点進入前に安全確認する、⑥適切な軌跡で右折する・左折する、⑦交差点内(特に横断歩道手前)で安全確認する、ことが重要であることについての説明がありました。 その後、参加者全員が6班に分かれて各事業所における事故防止の取り組み等についてグループ討議を行い、ドライブレコーダーやデジタルタコグラフは、ただ単に導入するのではなく、導入の際にはドライバーにその目的を明確に伝えることが重要であるという意見や、安全標語のポスターを全員で作成し、会社の安全意識の向上を図っているという意見が出るなど活発な意見交換、発表が行われました。東京海上松田講師全ト協永冨講師

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