201806
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18-6(24)厚生労働省1 趣 旨 これまで、職場における熱中症予防対策については、平成21年6月19日付け基発第0619001号「職場における熱中症の予防について」に基づく対策をはじめとして、毎年重点事項を示して、その予防対策に取り組んできたところであり、平成29年においては「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を初めて実施し、各災防団体等と連携して熱中症予防対策に取り組んできたところである。 平成29年の職場における熱中症の発生状況(速報値)を見ると、死亡者数は7月に10人、8月に6人で、平成28年の発生状況(確定値)と比較して計4人増加する結果となった。死亡災害の発生状況を見ると、WBGT値(暑さ指数)計を事業場で準備していないために作業環境の把握や作業計画の変更ができていない例や、熱中症になった労働者の発見や救急搬送が遅れた例、事業場における健康管理を適切に実施していない例などが見られる。このようなことから、職場における熱中症対策がまだ十分に浸透していなかったと考えられ、熱中症予防対策の徹底を図る必要である。 平成30年の本キャンペーンにおいては、職場における熱中症予防対策の浸透を図るとともに、重篤な災害を防ぐために、事業場におけるWBGT値の把握や緊急時の連絡体制の整備等を特に重点的に実施し、改めて職場における熱中症予防対策の徹底を図ることを目的とする。2 期 間 平成30年5月1日から9月30日までとする。 なお、4月を準備期間とし、政府全体の取組である熱中症予防強化月間の7月を重点取組期間とする。実施要領は、厚生労働省ホームページでご確認下さい。厚生労働省ホームページ > 報道・広報 > 報道発表資料 > 2018年2月> 平成30年度「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施しますhttp://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000195379.html 「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」の実施について「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」の実施について

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