magazine40

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り、輸送コストを縮減しつつ、付加価値を伴った高度な輸送サービスの提供を図っていくことが必要であると思います。このためには、情報ネットワークを軸とする知識集約化、高度化事業の推進を図ることが必要であり、それには、従来の総合型構造改善事業にかわり、本年度を初年度とする、経営戦略化構造改善事業を強力に推進することによって、 トラック運送事業者の近代化を図っていくべきであると考えております。一方、交通公害や、交通事故の防止等の社会的要請も益々高まってきております。さらに他方、 トラック業界の長年の課題であります輸送秩序の確立の問題が残されております。これにつきましては、昭和58年の参議院の決議に基づき、各項目について、その推進に努力しているところでありますが、依然として初期の目的を達成していないのが現状であります。しかしながら貴協会におかれましては、このように、 トラック業界をとりまく厳しい環境にもかかわらず、協会の指導性を発揮され、輸送秩序の改善、構造改善事業の推進、交通公害、交通事故の防止、事業経営の近代化の促進等を積極的に推進されておりますことは、関係者一同高く評価しているところであります。貴協会におかれましては、今後さらに団結を強固なものとされ、 トラック運送業界の地位向上と社会的使命の達成に努力して頂きたいと思います。最後に、この40周年を契機として京者6府トラック協会が、今後益々発展されることを祈念いたしまして私のお祝いの言葉といたします。

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