magazine40

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輝ける40周年を契機に京都商エ塚社団法人京都府トラック協会が、このたび創立40周年を迎えられましたことは誠に意義深く、心よりお祝い申し上げる次第であります。顧みますれば、貨物自動車運送業界が、戦時中及び終戦直後の混乱期にさまざまな規制等悪条件の中で、昭和22年に京都府貨物自動車運送協会を設立、その後、昭和39年には社団法人京都府トラック協会に改称され、貨物自動車運送事業の適正な運営と公正な競争を確保し、事業の健全な発達を促進すべく活発な諸事業を行い、地域社会の発展に大いに寄与されました。これは偏に歴代会長をはじめ会員各位のたゆまぬご努力の成果であり、深く敬意を表するものであります。この間、わが国は世界に例を見ないほどの経済復興と高度成長を遂げましたが、貨物自動車運送業界がわが国の産業を支える一翼を担い、目覚ましい貢献をされましたことは周知のところであります。ところで近年、世界経済に占めるわが国のウエイトはますます増大してきたため、国際的な動向に大きく影響を受けることとなり、国際経済の変化が地域経済に直接波及するまでに至っております。このたびの急激な円高によって、わが国は輸出型産業を中心に大きな打撃を受けましたが、貨物運送業界でも輸出減少に伴う需要の減少といった厳しい環境にあるかと存じます。かかる状況下においては、潜在的需要を掘り起こすべく新たな輸送サービスの展開や顧客の拡大、あるいはニーズの多様化等に対応するため、事業経営の一層の向上を図られることが必要不可欠かと存ずる次第であります。また、最近は、経済のソフト化・サービス化とともに情報化が急速に進むなかで、サービス業の重要性はますます増大するものと思われます。貴協会におかれましては、今後とも構造改善や技術導入等を積極的に推進され、高付加価値型サービスの開発に取り組まれますとともに、業界の発展に格段のご尽力を賜りますよう切に念願する次第であります。この輝ける40周年を契機とされまして、京都府トラック協会の一層のご発展とご活躍をお祈り申し上げまして、お祝いの言葉といたします。赫本〈〓

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