unkoukanri_tebiki
193/204

●日常点検の実施方法点検箇所点検項目点検の実施方法運行中の異常箇所当該箇所の異常○前日又は前回の運行中に異状を認めた箇所について、運行に支障がないかを点検します。運転席での点検ブレーキ・ペダル踏みしろ、ブレーキのきき○ブレーキ・ペダルをいっばいに踏み込んだとき、床板とのすき間(踏み残りしろ)や踏みこたえが適当であるかを点検します。〔床板とのすき間が少なくなつているときや、踏みこたえがやわらかく感じるときは、ブレーキ液の液漏れ、空気の混入によるブレーキのきき不良のおそれがあります。〕駐車ブレーキ・レバー(パーキング・ブレーキ・レバー)引きしろ(踏みしろ)○パーキング・ブレーキ・レバーをいっぱいに引いた(踏んだ)とき、引きしろ(踏みしろ)が多すぎたり、少なすぎたりしlJtいかを点検します。原動機(エンジン)*かかり具合、異音○エンジンが速やかに始動し、スムーズに回転するかを点検します。また、エンジン始動時及びアイドリング状態で、異音がないかを点検します。*低速、加速の状態○エンジンを暖気させた状態でアイドリング時の回転がスムーズに続くかを点検します。○エンジンを徐々にカロ速したとき、アクセル・ペダルに引つ掛かりがないか、また、エンスト、ノッキングなどを起こすことなくスムーズに回転するかを走行するなどして点検します。ウインド・ウォッシャ*噴射状態○ウインド・ウォッシャ液の噴射の向き及び高さが適当かを点検します。ワ イ パ ー*拭き取りの状態○ワイパーを作動させ低速及び高速の各動作が不良でないかを点検しま視○きれいに拭き取れるかを点検します。◎空気圧力計空気圧力の上がり具合○エンジンをかけて、空気圧力の上がり具合が極端に遅くないかを点検します。また、空気圧力が空気圧力計の表示に示された範囲にあるかを点検します。◎ブレーキ・バルブ排気音○ブレーキ。ペダルを踏んで放した場合に、ブレーキ・バルブからの排気音が正常であるかを点検します。エンジンルームでの点検ウインド・ウォッシャ・タンク*液量○ウインド・ウォッシャ液の量が適当かを点検します。ブレーキのリザーブ・タンク液量○リザープ・タンク内の液量が規定の範囲(MAX~MINなど)にあるかを点検します。ツアリ*液量○バッテリー各槽の液量が規定の範囲(UPPER~LOWERなど)にあるかを車両を揺らすなどして点検します。ラジエータなどの冷 却 装 置*水里○リザーブ・タンク内の冷却水の量が規定の範囲(MAX~M!Nなど)にあるかを点検します。冷却水の量が著しく減少しているときは、ラジエータ、ラジエータ・ホースなどからの水漏れのおそれがあります。潤滑装置*エンジン・オイルの量○エンジン・オイルの量がオイル・レベル・ゲージにより示された範囲にあるかを点検します。△フアン・ベルト*張り具合、損傷○ベルトの中央部を手で押し、ベルトが少したわむ程度であるかを点検しま魂○ベルトに損傷がないかを点検します。――- 191 -――

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です