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参考 3.自動車点検基準●日常点検の実施方法点検箇所点検項目点検の実施方法車の周りからの点検灯火装置、方向指示器点灯、点滅具合、汚れ、損傷〇エンジン・スイッチを入れ、前照灯、制動灯、などの灯火装置の点灯具合や方向指示器の点滅具合が不良でないかを点検します。○レンズなどに汚れや損傷がないかを点検します。イタヤ空気圧○タイヤの接地部のたわみの状態により、空気圧が不足していないかを点検します。○扁平チユーブレスタイヤなどのたわみの状態により空気圧不足が分かりにくいものや、長距離走行や高速運転を行う場合には、タイヤゲージを用いて点検します。亀裂、損傷○タイヤの全周に著しい亀裂や損傷がないかを点検します。また、タイヤの全周にわたり、釘、石、その他の異物が刺さつたり、かみ込んだりしていないかを点検します。異状な摩耗○タイヤの接地面が異状に摩耗していないかを点検します。*溝の深さ○溝の深さに不足がないかをウェア・インジケータ(スリップ・サイン)などにより点検します。◎エア・タンクタンク内の凝水○ドレン・コックを開いて、タンクに水がたまつていないかを点検します。◎ブレーキ・ペダル*(踏みしろ、ブレーキのきき)○トラックやバスなど、エア・ブレーキが装着されている自動車にあつては、運行状況により適切な時期にブレーキ・チャンパのロッドのストロークと、ブレーキ・ドラムとライエングのすき間について次の点検をします。・ブレーキ。ドラムとライニングのすき間が手動調整式のものにあつては、規定の空気圧の状態で、ブレーキ・ペダルを数回操作し、ブレーキ・シユーを安定させた後、点検子Lのないものは、アジャスタにより、すき間を点検します。・フル・エア・ブレーキを用いた自動車にあつては、規定の空気状態で補助者にブレーキ・ペダルをいつぱい踏み込ませ、ブレーキ・チャンノ(のロッドのストロークが規定の範囲にあるかをスケールなどにより点検しま視(注)1*印の点検項目は、「自家用貨物など」、「事業用など」に分類される自動車にあっても、自動車の走行距離や運行時の状態等から判断した適切な時期に行えばよいものです。2◎印の点検箇所は、エア・ブレーキが装着されている場合に点検して下さい。3△印の点検箇所は、「自家用乗用など」に分類される自動車にあつては、定期点検の際に実施するなどして下さい。- 192-

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